遂に人生初のエアブラシを導入することができました。
メインの塗料はアクリジョンにしたいと考えていましたので、エアブラシでもアクリジョンの塗装にチャレンジしています。
導入したエアブラシシステム
ハンドピース
ハンドピースは、PROFIX Tech Liner TH-B02ハンドピース(カップ分離型)です。
別売りのノズルとニードルで口径を0.4mmや0.5mmに交換することができます。
また、大容量カップに交換することも出来ますので、これを選びました。
エアコンプレッサー
エアコンプレッサーは、PROFIX NITRO-COMP V2 オイルレスコンプレッサー です。
3Lタンクを搭載しており、動作音があまりうるさくなさそうなので選びました。
とても古い木造建築の2階の1室で使用していますが、深夜でも、階下や、隣の部屋でも気にならない様子です。
塗装ブース
塗装ブースは、タミヤ エアーブラシシステム スプレーワーク ペインティングブースII(ツインファン)です。
吸引力を重視し、ツインファンを選びました。
アクリジョンの特徴
塗料は、「アクリジョン」をメインにしたいと思い、アクリジョンのエアブラシ塗装を練習中です。
アクリジョンの特徴として、下記のものなどがあります。
- 模型店などで入手が可能。
- においがあまりしない。
- 乾くのがとても早い。
- 乾いたら再溶解しない。
- 水性のため、乾くまでは水で洗うことができる。
- ABSを侵食しないので、ABSにも塗ることができる。
アクリジョンのメリット・デメリット
アクリジョンをエアブラシで塗装するうえで、「乾くのが早く、再溶解しない」というのが、メリットでもあり、デメリットにもなります。
塗装した塗料が早く乾いてくれるのはいいですが、ハンドピースの内部や吹き出し口などで塗装している最中に乾き始めて綺麗なミストが出てこなくなったり、中で詰まったりすることがあります。
初めて練習した時は、中で詰まって途中からエアーしか出てこなくなったり、吹き出し口で塗料が溜まって塗料の塊が飛んだりと色々とありました。
それでもアクリジョンを選んだ理由
それでも、アクリジョンをメインにしようと考えた主な理由は、次の通りです。
- 模型店などで簡単に入手が可能。
- においがあまりしない。
- 乾くまでは、ハンドピースや、塗料皿などを水で、洗うことができる。
- 水生ホビーカラーを上から塗装できるので、塗り分けが出来そう。
- エナメル塗料も上から塗れるので、エナメル塗料でスミ入れも出来そう。
一番大きな理由は、「においがあまりしない」という特徴です。
塗装スペースが、寝室と、パソコンなどの作業部屋の一角にあり、クローゼットもあるため、臭いが布団や服に染み付くのが嫌だったためです。
アクリジョンと他の塗料との相性
アクリジョンとほかの塗料との相性はこのようになっています。
アクリジョンのエアブラシ塗装が思うように出来れば楽しいだろうなと思いチャレンジしています。
光沢 基本色とメタリックカラーの塗装比較
塗装用のスプーンの準備
100均などで買える、デザートスプーンを超音波洗浄機で洗浄し、乾燥させたものを下記のパターンで用意しました。
- 下地なし
- 下地なしで塗装面を2000番で水研ぎしたもの
- ベースホワイトを3回吹き付けたもの
- それを2000番で水研ぎしたもの
- ベースグレーを3回吹き付けたもの
- それを2000番で水研ぎしたもの
- ベースグレー60%、つや消しブラック40%を3回吹き付けたもの
- それを2000番で水研ぎしたもの
2000番で水研ぎしたものは、塗膜が均一でなかったりで、スプーンの地が出てしまっている部分がありますが、このまま塗装するとどのようになるかやってみたいと思います。
塗装のパターン
- レッド(光沢)
- グリーン(光沢)
- ブルー(光沢)
- メタリックレッド
- メタリックグリーン
- メタリックブルー
全て3回吹き付けています。
0.5mmのノズル・ニードルをセットしたハンドピースで吹き付けるパターンと、0.4mmのノズル・ニードルをセットしたハンドピースで吹き付けるパターンを試してみました。
アクリジョンをエアブラシに移す時のポイント
見聞きした方もいらっしゃると思いますが、100均で売っている「お茶パック」を半分に切って使います。
ハンドピースのカップにセットして、希釈したアクリジョンを移します。
お茶パックで濾すことで、アクリジョンが塗料瓶の中で固まった塊など、ハンドピースのつまりの原因を減らせます。
メタリックカラーでも、メタリックの金属粒子は透過するので大丈夫です。
レッド(光沢)の比較
かなり下地の色が影響しているのが分かります。
グリーン(光沢)の比較
下地の色の影響は少しありますね。
ブルー(光沢)の比較
下地の色の影響は少しありますね。
メタリックレッドの比較
レッド(光沢)同様に、かなり下地の色が影響しているのが分かります。
メタリックグリーンの比較
ほぼ下地の色の影響はないのではないでしょうか。
クシャトリヤをこのメタリックグリーンで塗ったら綺麗でしょうね。
メタリックブルーの比較
メタリックグリーン同様に、下地の色の影響が少ないですね。
グフをこのメタリックブルーで塗装してみたいですね。
ノズル口径0.5mmと0.4mmの違い
ノズル口径0.5mmでの塗装と、0.4mmでの塗装の違いは、このデザートスプーンくらいの大きさでは、わかりませんでした。
ただ、塗料の消費量が、0.5mmの方は多かったですね。
感想としては、0.5mmより、0.4mmの方が吹き付けのコントロールはしやすかったです。
0.5mmはどうしても吹き付けすぎ気味になってしまっていました。
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