003 ガンプラ制作 逆エッジ処理とスミ入れに挑戦 パート2

今回は、HG RX-78-2 ガンダム BEYOND GLOBAL のディテールアップの続きで、脚の逆エッジ処理とスミ入れ、ウェスト部分のスミ入れをして、下半身を完成させました。

スジ彫りに使う道具

スジ彫りに使用した道具は、002 逆エッジ処理とスミ入れに挑戦(ハプニング発生!)を参照ください。

逆エッジ処理する箇所

脚パーツの矢印の部分の逆エッジになっている個所を処理していきます。

小さな逆エッジの部分もありますが、チャレンジしてみます。

逆エッジのスジ彫り

逆エッジ部分のスジ彫りですが、

まず、けがきニードルで、軽く、ゆっくりと、逆エッジに沿って引くことで、スジ彫りカーバイトを引くためのガイドの凹みを付けます。

けがきニードルは、ファンテックの超硬けがきニードル10度を使っています。

2回~3回程度で十分だと思います。

角度は、パーツに対して垂直ではなく、水平に近い角度で引くと、ラインが太くなりすぎなくていいと思います。 軽く、ゆっくり、けがきニードルを寝かせて引きます。

けがきニードルで、ガイドラインが引けたら、スジ彫りカーバイトでパネルラインの溝を深くしていきます。 今回は、0.1mmを使ってスジ彫りします。

スジ彫りカーバイトを、軽く、ゆっくり、ガイドラインに沿って2回~3回なぞります。

スジ彫りした逆エッジの部分を、磨き・ケバ立ち取りブラシを使ってケバ立ちを取り除きます。 取り除けなかったケバ立ちがあれば、1cmx3cmくらいの大きさにカットした紙やすりの端を使ってケバ立ちを取り除きます。

スミ入れと拭き取り

逆エッジ処理した部分にスミ入れ塗料(エナメル塗料)でスミ入れをしていきます。

スジ彫りが綺麗にできていると、スーッと気持ちよくスミ入れ塗料が流れていきます。

スミ入れ塗料(エナメル塗料)が乾いたら、綿棒にエナメル塗料溶剤を少し付けて、はみ出た部分を拭き取っていきます。

完成

一番上が、今回、逆エッジにスジ彫りし、スミ入れしたもの。

真ん中が、前回の状態。

一番下が、何もしていない状態の脚パーツです。

太ももの上の逆エッジが良い感じになったと思います。

横からだと、今回、スジ彫りしたのは、ふくらはぎの下の小さな逆エッジの箇所になります。

ここは、スジ彫りしないで、スミ入れしても、拭き取ってしまうと、何も残らないのですが、スジ彫りすることで、スミが綺麗に残ってくれます。

反対の脚も逆エッジのスジ彫りとスミ入れをして、ウェスト部分もスミ入れをして、組み立てました。

このHG RX-78-2 ガンダム BYOND GLOBALは、パネルラインが入っているので、逆エッジをスジ彫りして、スミ入れすると、メリハリがついて見栄えが良くなりました。

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