001 スミ入れと彫り増しに挑戦 (ちょっと失敗…)

HG RX-78-2 ガンダム BEYOND GLOBAL を素組みして、スミ入れしたくなり、スミ入れの道具を買って挑戦してみました。

スミ入れに使用する道具

スミ入れのためにそろえた道具は、

  • タミヤ パネル ライン アクセント カラー スミ入れ塗料
  • タミヤ エナメル塗料 溶剤
  • 綿棒
  • 塗料皿とスポイト
  • トレー

になります。

タミヤ パネル ライン アクセント カラー スミ入れ塗料

タミヤ パネル ライン アクセント カラー スミ入れ塗料です。

蓋を開けると、細い筆が付いています。

このスミ入れ塗料は、流し込むタイプなので、細い筆でスミ入れしたい場所に流し込んでいきます。

カラーはブラック、ダークグレイ、ライトグレイなどあります。

今回はブラックを使用します。

タミヤ エナメル塗料 溶剤

タミヤ エナメル塗料 溶剤です。

スミ入れ塗料は、エナメル塗料なので、はみ出た部分を、このエナメル塗料 溶剤で拭き取ります。

綿棒

綿棒です。
百均などで売っている普通の綿棒です。

エナメル塗料 溶剤を綿棒につけて、はみ出たスミ入れ塗料を拭き取っていきます。

普通サイズと、赤ちゃん用の細いサイズがあると便利だと思います。

塗料皿とスポイト

塗料皿とスポイトです。

エナメル塗料 溶剤を塗料皿に少量取り出して、綿棒に付けます。

エナメル塗料 溶剤は揮発性が高いので、容器を開けっ放しで放置すると匂いが充満しますし、減ってしまうので、少しずつ取り出して使っています。

トレイ

浅くて、塗料皿、スミ入れ塗料、スミ入れするパーツが収まって、作業できるくらいの大きさの金属製のトレイ。
これは作業環境や好みですが、スミ入れ塗料や、エナメル溶剤が、零れても周りを汚さないように使っています。

スミ入れ

スミ入れ塗料を流し込んでいきます。
今回使用する流し込むタイプのスミ入れ塗料は、細い溝にチョンとつけると、毛細管現象で、スーッと流れていきます。

スミ入れ塗料が流れていくところを確認しながら、チョン、チョンと流し込んでいきます。

拭き取り

流し込んだスミ入れ塗料が乾いたら、エナメル塗料 溶剤を綿棒に少し着けて、はみ出たスミ入れ塗料を拭き取っていきます。

もう少しクッキリとしたパネルラインにしたいので、彫り増ししてみたいと思います。

パネルラインの彫り増しに使用する道具

今回、パネルラインの彫り増しをするために買い揃えた道具は、

  • ファンテック 超硬けがきニードル
  • ファンテック スジ彫りカーバイト
  • ファンテック 磨き・ケバ立ち取りブラシ
  • ピンバイス、斬技ホルダー
  • ビニールテープ
  • 紙やすり

になります。

ファンテック 超硬けがきニードル

超硬けがきニードルは、スジ彫りカーバイトでスジ彫りする前に、凹みをつけておくために使用します。
今回は10度のものを買い揃えました。

ファンテック スジ彫りカーバイト

スジ彫りカーバイトは、0.05mmから0.1mm、0.15mm、0.2mm、太いものは1.5mmまでの13種類が販売されています。

今回は、0.1mm、0.15mm、0.2mmを買い揃えました。

ファンテック 磨き・ケバ立ち取りブラシ

磨き・ケバ立ち取りブラシは、超硬けがきニードルでガイドとなる凹みを付けた後や、スジ彫りカーバイトでスジ彫りした部分を撫でることで、ケバ立ちを取ることができるとの事で買い揃えました。

ピンバイス、斬技ホルダー

ピンバイス、斬技ホルダーは、超硬けがきニードル、スジ彫りカーバイト、磨き・ケバ立ち取りブラシを先に取り付けて使います。

2、3本用意できると作業の効率は良いのではないかと思います。

ビニールテープ

ビニールテープは、スジ彫り用ガイドテープの代用品として、欲しい幅にカットして使用します。

今回は透明なビニールテープを用意しましたが、スジ彫りするパーツの色によって、赤色、黒色、白色、黄色なども揃えておくと便利なようです。

紙やすり

紙やすりは、今回、400番を使用したいと思います。

今回は、いつも使用しているスポンジやすりでは代用できないので、買い揃えました。

パネルラインの彫り増し

ビニールテープをガイドテープに

ガイドテープの代用として、ビニールテープを3mm幅くらいにカットして使用します。

超硬けがきニードルや、スジ彫りカーバイトを引いて行き過ぎないように止める部分に貼り付けます。

既にパネルラインの凹みがあるのでパネルラインに沿ったガイドテープは省略します。

超硬けがきニードルでガイドラインを

超硬けがきニードルで、スジ彫りカーバイトを引きためのガイドラインとなる凹みを付けます。

超硬けがきニードルは、引く方向にピンバイスを倒して、軽く、ゆっくりと、はみ出さないように5回~10回程度、パネルラインをなぞります。

ガイドラインの役目なので深くする必要はないようです。

スジ彫りカーバイトで彫り増し

超硬けがきニードルで、ガイドラインが引けたら、スジ彫りカーバイトでパネルラインの溝を深くしていきます。

刃の向きと、引く方向に注意して、引く方向にピンバイスを倒して、軽く、ゆっくりと、はみ出さないように、5回~10回程度、パネルラインをなぞります。

一気に深く削ろうとしないで、削れているかどうか分からないくらいの力で引くのが重要とのことです。

軽く引いていれば、はみ出たり、行き過ぎても、傷は浅く済むということだそうです。

磨き・ケバ立ち取りブラシ

磨き・ケバ立ち取りブラシで彫り増しした部分を撫でることで超硬けがきニードルでガイドとなる凹みを付けた部分や、スジ彫りカーバイトでスジ彫りした部分のケバ立ちを取り除くことができるのでとても便利でした。

紙やすり

1cm×3cmくらいにカットした紙やすりを半分に折り、折った部分で彫り増しした溝の側面をヤスって面取りします。

この時、パネルライン以外の面をヤスってしまうと、再度スミ入れするときに滲んでしまうので注意が必要です。

再度スミ入れ

彫り増ししたパネルラインに、もう一度、スミ入れしてみます。

はみ出しても拭き取れるので、少しくらい大胆に流し込んでも大丈夫です。

再度拭き取って完成

流し込んだスミ入れ塗料が乾いたら、エナメル塗料 溶剤ではみ出た部分を拭き取っていきます。

うーん、ちょっと失敗した箇所もありますが、パネルラインがシャープになりました。
(そんな気がしているのは私だけ?)

表面をヤスって、ヒケを取ったりと表面処理をするとなると、パネルラインが浅くなってしまうので、そういったときにはあらゆるパネルラインの彫り増しが必要になりそうですね。

YouTubeチャンネル

あきらの趣味部屋 Hot Space は、YouTubeチャンネルでも動画を公開しています。
是非、ご覧ください。
高評価ボタン、チャンネル登録していただけましたら大変励みになります。